長岡天神教室の在宅型学習について

コロナ禍において何かと話題となるオンライン学習、公文式においては在宅型学習と呼ばれる学習方法について書きたいと思います。

長岡天神教室で実施している在宅型学習は、単に画面越しに学習をしてもらうものではありません。

長岡天神教室ではどのように行うのか、また、なぜこのような方式としているのかについて、経緯からご説明したいと思います。

2020年緊急事態宣言の際に行った在宅型学習

2020年、コロナ禍によってインターネット・Webを使った在宅型の学習が注目されました。

2020年に緊急事態宣言が発出された際、学校は休校となり、長岡天神教室においても一時閉鎖を余儀なくされましたが、子どもたちの学びを止めない為、Zoomを用いた在宅型の学習を実施しました。

在宅型学習を実施するにあたっては、実証実験を繰り返し、「この方法ならば教室での学習と遜色ない」と確信しました。

そのかいもあり、参加されたお子さま・保護者の皆様からは非常に好評頂きましたが、その反面、改めて教室での指導に勝ることはできない、と実感しました。

なぜこのように感じたのかをご説明します。

在宅型で得られるもの・得られないもの

お仕事でもテレワークやWeb会議が推進され、そのメリットは計り知れないものがありますが、子どもたちにおいてはまだまだ学習と学習以外のスイッチの切り替えは難しいものです。

「教室に入室して挨拶、着席してプリントに集中する」

コロナ禍でなければ、当たり前だったこの光景こそが、子どもたちにとっての大切なスイッチだったのだと改めて感じました。

もちろん、様々な理由により在宅型を選択することは決して悪いことではありません。

大切なのは在宅型では得られないものをしっかりと認識した上で選択することだと思います。

在宅型では得られないもの、これは決してカバーできないものではないと思いますが、そのためには何よりも在宅型を選択する子供たち・保護者の方々に意識していただく必要があると考えています。

長岡天神教室が目指す在宅型学習

2021年、再びの緊急事態宣言を受け、長岡天神教室では通塾と共に、在宅型の学習を再開しました。

基本的には週1回の通室との組み合わせになります。

在宅学習を行う日には

音読の他、その教科で初めて取り組む内容や、つまずきそうになる内容確実に固めておかなければならない内容

こういった箇所を取り組んでいただき、画面を通して適時指導を行います。

長岡天神教室で実施している在宅型学習は、単に画面越しに学習をしてもらうものではありません。

長岡天神教室では、在宅型の学習のメリットと通室のメリットを最大限に活かした教室運営を目指しています。